1952-12-09 第15回国会 参議院 外務委員会 第5号
○平林太一君 それでは水豊爆撃のときにはそういうことをなされたのでありますか。
○平林太一君 それでは水豊爆撃のときにはそういうことをなされたのでありますか。
しかも、日本を戰争の惨禍に巻き込むかいなかを決するほどの重要性を持つ水豊爆撃に対し、日本の国会は一言の抗議もできず、沈黙させられているのである。 日本の国民は、心の底から平和を望んでいます。朝鮮戰争をやめよと要求しているのである。再軍備に反対しているのである。しかるに、衆議院は、わが党の提出した平和擁護の決議案を握りつぶしたのである。
緊急質問は、共産党の立花敏男君提出の水豊爆撃と日本の安全に関する緊急質問、(「それはアメリカに聞け」と呼ぶ者あり)それから梨木作次郎君提出の北陸並びに西日本の豪雨の被害に関する緊急質問が本日出て参つております。
○梨木委員 水豊爆撃と日本の安全に関する緊急質問、これは、今どなたかアメリカに聞けというお話がありましたが、水豊爆撃は、日本を基地として行われておるという実情でありましてこの点につきまして水豊発電所の爆撃を契機として日本も空襲を受けないとも限らない非常な危険な状態にあるわけであります。
国連軍が水豊爆撃をやつた。ダムの爆撃をやつた。こういうような一つ一つのことが、これが国民の身近かに迫つた大きな問題として不安を考えるような事態になつたではありませんか。このような事態、まあこのような事態が醸し出されて、そうしてメーデー事件が起つて来る。或いは朝鮮人の事件が起つて来る。社会不安が起つて来る。
一つは、水豊爆撃に対する諸外国の反響はどうかという点でありまするが、これは新聞等にはいろいろ伝わつておりまするが、公式な意見はまだ出てないようであります。政府としてはまだその点は承知しておりません。新聞程度のものはこれは無論知つておりますが、それは別に御披露するほどのものでもないと考えます。
水豊爆撃をするに至つた原因等については、私は存じませんが、併し私のこれは想像であります。或いは外務大臣において私の所見を補正して説明して頂けるかと思いますが、私の承知いたしておるところでは、特に水豊爆撃はこういう原因で、こういう経過でということは存じておりません。
○菊池委員 それから今度の国連軍の水豊爆撃に関して、何かこの際特に日本政府に対して、向うの方で協力方を申し入れたことはございませんか。